大学中退ニートが公務員になってからの話

カースト最下層から一念発起して公務員になった人間の日常。過度な期待はしないでください。

わたしが公務員になって感じた、実際のところ

ニートが公務員になることは、一発逆転なのか?

 

 

みなさんこんにちわ、けーあど です。

 

前回の記事でも書きましたが、わたしの経歴は

大学中退 → ニート → 公務員

このような形で、現在は都内で公務員として勤務しております。

 

このブログをご覧になっている方は、どのような関心を持っている層なのか?と考えた時に、まずはやはり公務員になって実際どうだったの??ということを書かなければならないのかな、と思います。

 

主なターゲットはわたしのような経歴に近い方ですが、もちろん他にも「現在、民間企業で働いているが、公務員への転職を考えている」方や、「現在学生だけど、将来の進路として公務員を考えている」方などにも参考にしていただけるようなものになれば幸いです。

 

では早速、これから色々と述べていきたいと思いますが、ここに書かれていることは個人の主観を多分に含んでいることをあらかじめご了承ください。

 

待遇について

 

みなさんが働くにあたり重視する要素は何でしょうか?それに対する答えは様々かと思いますが、給料や福利厚生などの待遇面はどなたにとっても非常に大切なものだと思います。まずはその点についてお話していきたいと思います。

 

前提条件として、わたしは大卒程度区分で入庁し、職種は事務、現在は勤続5年目となります。

 

まずは給料のお話。現在、わたしがいただいているお給料のうち、月給については地域手当や住宅補助などを加味した上で、額面で28万円前後、手取りで21万円前後となっています。これは残業代などを除いた額で、残業をすればもちろんその分だけ支給されます。(サービス残業はないの?ということについては後述)

ボーナスは額面で60万円強、手取りで47万円前後ほどです。ボーナスは夏冬二回、さらに期末手当として額面で10万円ほどが年度末に支給されます。

 

みなさんはこの額をみて、どう思われますでしょうか?

これに関しては、各個人の給与水準との比較になってしまうので、「え、意外と少ないね」という方や「多すぎる!」という方もいらっしゃるかと思います。

 

わたし個人の感覚としては、大手民間企業などと比較すると当然落ちるが、それでも平均以上はもらえているのではないかなと思います。少なくとも、わたしのような経歴を持った人間が受け取る給与としては、これ以上ないくらいです。

 

わたしの知人で、大手メーカー勤務をしている方が何人かいらっしゃいますが、わたしと同じ年齢で年収が倍以上あるというケースがほとんどです。(ボーナスの明細を見せてもらったことがありますが、20代で3ケタ万円出ていることに驚いたことがあります)

もちろんそういった業種との単純比較はできませんし、する意味もないのかなと思います。

何より、わたしの給与水準でも十分生活していけます。住む場所を選べば、東京23区内でも問題なく生活していけます。

 

わたし個人としては、これはとても意味のあることなのです。そもそもニートをしていた時代はいわゆる親のすねかじりだったわけですが、そんな人間が自分の面倒を自分で見られる程度にはなっている訳で、自分としてはものすごい進歩。なので給料については、わたし自身ほとんど不満はありません。

 

 

福利厚生について。おそらくみなさんの中には、公務員の福利厚生は手厚いというイメージがあるのではないでしょうか。それは半分正解で、半分は間違いです。

 

もちろん、福利厚生は十分なものがあります。様々な手当や休暇制度などが用意されています。しかし、細かい部分でいうと昔の方がより手厚かったですし、今後はより細くなっていくような気がします。

なので、福利厚生については、確かに手厚いけれど、今後もそれが続く保証はない、といったところでしょうか。厚生年金と共済年金が一本化された例などを見ても、公務員だから特別福利厚生が充実しているということもなくなってくるのかなあという感覚ですね。

 

あとは、有給の消化についてですが、わたしはガンガン消化しています。それはわたしだけでなく、わたしの職場の同僚の方も同じです。

しかし、これについては職場の雰囲気が大きく影響してくる部分です。わたしの周りでも、部署によってはほとんど有給が消化できないところもあるように聞きますし、公務員だからどうこうというよりは、部署によって有給取得率は大きく変わる、というところでしょうか。

 

ちなみに、わたしの場合は有給が1時間単位で設定できるので、「朝1時間遅れて出社します」とか「予定があるので夕方2時間早く退社します」など、柔軟に使用できるのがめちゃ便利です。

 

 

 

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ここまで書いてきましたが、流石に長くなってきたのでいったん切ります。なんか実際に書いてみると書きたいことが山ほど出てくる…

 

とりあえずは前編のような形で。後日この続きは投稿させていただきます。

 

 

 

次回、公務員の闇編。

 

ご期待ください。